10連休2日目に家族で三重県伊賀上野市の伊賀上野城に行き、NINJAフェスタ2019に子連れで参加してきましたので、感想と口コミを紹介します。
鈴鹿市からなら伊賀上野まで車で50分なので、子ども連れのお出かけにちょうどいい距離ですよ。
伊賀上野へは口コミを読んでから行きましょう!
実は事前のリサーチを何もしないままで行ったので、現地でウロウロ…。
普段なら口コミなども見ていくのですが、今回は母の提案とお城好きの甥っ子のために計画したので全くノープラン。
最初の母の計画では、「忍者の衣装を着て伊賀上野城に行く!」これだけでした。
それがどうしてか、忍者衣装を着て伊賀上野城と忍者博物館に行って、NINJAフェスタに参加することになってしまいました。
そこで感想と0歳児から小学生まで6人の子ども連れて行って良かったことと失敗したことも紹介していきます。
忍者フェスタは子どもが興奮するイベントだった
伊賀上野NINJAフェスタ2019が開催されていると知ったのは到着して10分後、チラシをもらって初めて知りました。
チラシを見ると「まちかど忍者道場」というウォークラリー的なイベントに目が行き、吹き矢や弓矢、手裏剣投げなど忍者の技を体験できるとあったので、試しに6か所の忍者道場に入場できる”まちかど忍者道場修行の書”というパスポートを購入しました。
まちかど忍者道場とは?
まちかど忍者道場とは伊賀市城下町で開催されている忍者修行体験イベントのことです。
商店街全体で盛り上げているイベントのようで、ぐるっと一周回るのに半日は必要だと感じました。
忍者修行の中身はこんな感じです。
- 吹き矢道場
- 忍者パズル道場
- 水蜘蛛道場
- 行灯火消し道場
- 手裏剣道場
- 弓矢道場
この6種類の忍者修行をしに城下町を散策します。
全部の体験が子ども限定ではないので、家族全員で忍者体験を楽しめることがうれしいポイント!
実際に、親子3人が順番に体験している家族を何組も見かけました。
道場は、一か所ひとり300円で飛び入り参加もできます。
”まちかど忍者道場修行の書”でお得に回ろう!
まちかど忍者道場をすべて回ろうとすると300円×6か所で1800円かかりますが、”まちかど忍者修行の書”を購入すると1500円ですべての修行ができます。
さらに500円分の土符が付いていて、城下町の協賛店で土符を金券として使えます。
ご飯やお土産などいろいろ使えるので修行の書を購入すると、実質1000円ですべての修行ができるんです。
修行の書には各修行の得点を記入する欄があり、高得点を狙って挑戦!
高得点を達成した人には、豪華景品も獲得のチャンスがあるので頑張りましょう。
体験した忍者修行の感想
私たちは6つの修行のうち、手裏剣・弓矢・忍者パズル道場の3つしか回ることができませんでした。
子どもが疲れてぐずってしまったからなんですが、忍者道場に行く前に伊賀上野城に登ったことがすべて回れなかった原因。
まちかど忍者道場だけで1日楽しめるので、朝からゆっくり回るといいですよ。
3つだけでしたがとても楽しかったです。
弓矢道場
弓矢道場は、本物の腕で引いて飛ばす弓矢とボウガンの2種類がありました。
小さい子供はトリガーを引くだけのボウガンがおすすめです。
3歳の子どもでも狙って飛ばすだけなので簡単に楽しめました。
弓矢は小学生以上ならできました。
ちからいっぱい引くのである程度の腕の力がいりますが、小学2年の娘もちゃんと的を狙って命中させていましたよ。
手裏剣道場
手裏剣道場は、屋外に設置されている畳の的に向かって手裏剣を投げます。
ここで一番楽しかったのが本物の手裏剣が投げられることです。
鉄製の重たい手裏剣を持った子どもは、最初は恐る恐る触っていましたが、1回、2回と投げることで最後は大胆に大きく投げていました。
小さい子供は的の真ん前で、小学生は少し後ろ、大人はずっと遠くからの挑戦でこれが一番楽しかったです。
忍者パズル道場
忍者パズルって何?と思って入りましたが、忍者の入れ物の中身を取られないからくりが満載のパズルは、説明してもらって「へぇ~」とみんな感心。
子どもだけでなく大人も、忍者パズルに熱中していました。
外れた時の爽快感がたまらない!昔からの知恵もすごいと実感。
知恵の輪のような忍者の紐抜きなども、お土産として欲しくなったくらいです。
忍者変身処で忍者になって街中を散策しよう!
伊賀上野では、城下町中心に”忍者変身処”という忍者衣装をレンタルできる場所があります。
今回はイベントの為の臨時施設なのか、本館となっていたハイトピア伊賀の5階で借りることにしました。
子どもから大人まで衣装は1着1000円から借りられます。
変身処によって料金とレンタル時間が異なるので、詳細はイベントページで確認しましょう。
忍者衣装はとってもカラフルで赤・青・黒・ピンク・緑など色とりどり。
散策していると、薄いピンクや紫などたくさんのカラフル忍者と遭遇しました。
全体的に赤と青が多かった印象です。
うちの子どもはお姉ちゃんが黒忍者、妹たちは鮮やかなブルー忍者に変身しました。
子どもの黒忍者はあまりいなかったので、見つけやすくてよかったです。
忍者衣装を借りるときの失敗談
忍者の衣装は長そでと半そでを選べました。
借りるときはあまり考えず、半そでだと寒いといけないから、と長そでをチョイス。
しかし、長そでは「手負い」が付いてきます。
この手負いは腕にはめて手首をぐるぐる紐で巻くだけ、というシンプルな構造なので、動き回る子供たちではすぐに紐が外れてしまい危なかったです。
ひもが邪魔なので、シンプルな半そでにしたら良かったと思いました。
『忍者服』駐車場横のだんじり会館は激混み!
はじめは、伊賀上野公園の駐車場からすぐ横にあるだんじり会館で衣装をレンタルしようとしていました。
10時半に到着してだんじり会館に行くとものすごい行列が!
何度も言いますが、口コミやイベントページを見ていなかったので、他に変身処があることを知らなかったのです。
公園駐車場から少し離れたハイトピア伊賀に行くと、待ち時間なしですぐに着替えることができました。
これで30分の時間を無駄にしてしまったので、これから行く人はいろいろな変身処をチェックしましょう。
忍者博物館の感想!子どもがくぎ付けに
忍者博物館は上野公園の砂利道をのぼった奥にあります。
入口の門を入ってすぐ、本物の忍者屋敷に上がって忍者の術を実演で見学できます。
忍者の姿をした案内係のお兄さんが、おもしろおかしく説明してくれるので、飽きやすい子どもも身を乗り出して聞いていました。
実演のあとは、地下道を通って忍者が身に着けていたものや手裏剣の展示などがある展示室へ。
そこで水蜘蛛体験もできるので、とっても楽しかったです。
赤ちゃん連れには大変かも
伊賀上野城には上野公園の砂利道をのぼった丘の上にあります。
今回は、ベビーカーを押してなんとか忍者博物館まで行きましたが、その上にある天守閣へは階段しか見当たりません。
しかも丸い石畳の広い階段なので、ベビーカーではとてもじゃないけどうまく歩けないので畳んで持っていくことに。
かなり長い道のりを畳んだベビーカーで行くのは辛かったです。
そしてお城の中はもちろん歩いて登るしかありません。
子どもを抱っこして、天守閣までの急な階段を上り下りするときは、足元を確認してゆっくり行きましょう。
しかし10キロの子どもを抱っこして3階をのぼるのは、かなりの筋トレになりますよ。
忍者博物館の手前もベビーカーではきついです。
なぜなら木の根がデコボコに出ているので、引っかかって危なかったです。
ベビーカーを利用する人は気を付けて行ってください。
伊賀上野は子どもが楽しめる城下町だった
伊賀上野市は、忍者市として街中忍者がいる楽しい街でした。
かわいい忍者コスプレした店員さんや忍者服を着て歩く家族。
ゴールド忍者までさまざまな忍者を見つけるだけで、子供の興奮は止まりませんでした。
伊賀上野NINJAフェスタが終わっても忍者変身処はいつもあるので、気になった人は行ってみてくださいね。
私も今度はもっとゆっくりじっくり見て回りたいと思いました。