ハウルの動く城トリビア知ってる?ソフィー探したよの裏話や関係性

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ハウルの動く城ソフィーは魔女だった?トリビアまとめ

「ハウルの動く城」は魔法使いのハウルと老婆の姿にされてしまったヒロイン・ソフィーを中心に繰り広げられる物語です。

原作はイギリスのダイアナ・ウィン・ジョーンズさんのファンタジー小説「魔法使いハウルと火の悪魔」なのですが、後半はオリジナルストーリーを交えて描かれました。

説明を極力省いた印象もあり、スタジオジブリ作品の中でも解釈が難しいという意見も多い作品です。

反面、何度見ても面白いという意見も多く、多くのトリビアや裏話もある魅力あふれる作品でもあります。

そこで今回は、「ハウルの動く城」のトリビアや、ハウルの「探したよ」というセリフに込められた裏話や関係性を調べてみたいと思います。

目次

「ハウルの動く城」について

ハウルの動く城動画

「ハウルの動く城」は2004年に公開されたスタジオジブリ制作のアニメーション映画です。

監督は宮崎駿さんで、宮崎監督の長編映画としては15年振りの他者原作の作品となりました。

原作はイギリスのダイアナ・ウィン・ジョーンズさんのファンタジー小説「魔法使いハウルと火の悪魔」です。

主人公は魔法使いのハウルで、タイトルにもなっている「動く城」に居住しています。

ある日、亡父の残した帽子屋で働くソフィーは兵隊にからまれていたところをハウルに助けられました。しかし、その後、ハウルを追う「荒地の魔女」により、ソフィーは90歳の老婆の姿に変えられてしまうのです。

魔法を解く方法を探し、街を出たソフィーはハウルの動く城に掃除婦として居座ることに。

やがて、隣国との戦争にハウルたちも巻き込まれていくのでした。

魔法に冒険、戦争に恋愛と様々な要素が絡み合った物語は、何度見てもドキドキしますね。

火の悪魔・カルシファーやかかしのカブ、ハウルの弟子・マルクルなど個性的なキャラクター達も魅力のひとつだと思います。

「ハウルの動く城」トリビアいくつ知ってますか?

「ハウルの動く城」は、ジブリ作品の中でも興行成績も良く、ファンも多い作品です。

そんな「ハウルの動く城」に関するトリビア、あなたはいくつ知っていますか?

このトリビアを知ったら、また「ハウルの動く城」を見直したくなるかもしれませんよ。

ネタバレも含みますので、ご注意ください。

映画「ハウルの動く城」と原作「魔法使いハウルと火の悪魔」の違い

ハウルの動く城荒地の魔女

 1)ハウルの城のデザインが違う

 原作は西洋の城が浮遊して動くイメージですが、映画では歩いて動く城という感じでしたよね。
 映画の「動く城」かなりインパクトのある動きで、まるで生き物のようでもあります。

 2)原作では戦争は描かれていない

 原作では戦争は描かれていませんが、映画では後半は戦争描写が描かれています。
 鈴木プロデューサーによると、宮崎監督が「戦火の恋」をやりたかったということなのだそうです。

 3)「荒地の魔女」との決着

 原作ではハウルが荒地の魔女に勝利してエンド。映画では荒地の魔女と仲良く暮らすハッピーエンド。
 かなり違いますね。映画の荒地の魔女はどこか憎めない雰囲気があります。

ソフィーも実は魔法使い?

原作でははっきりと「命を吹き込む魔法が使える」事が明言されていました。

ですが、映画ではソフィーが魔法を使えるとは明言されておらず、解釈が分かれるところだと思います。

宮崎監督は魔法の存在をぼかすことで、ごく普通の女の子の成長を描きたかったのかなと感じられました。

ソフィーの不思議な力は、魔法の力というよりは、自分自身の意志の力という感じでしょうか。

犬のヒンにはモデルが存在した?

実は宮崎監督と旧知の仲である押井守監督がモデルになっているそうです。

ソフィーの設定はアレルギーが元

ハウルの動く城ソフィー

ソフィーが老婆の姿になる呪いを受ける設定は、原作者が牛乳アレルギーになった経験からの着想なのだとか。

食物アレルギーで不自由な思いをしたところから生まれた設定なのですね。

「探したよ」の裏話と関係性とは?

ハウルの動く城「探したよ」シーン

ハウルの初登場時、「やぁやぁごめんごめん、探したよ」とソフィーに話しかけています。

一見、兵隊にからまれていたソフィーを助けるための出まかせのようにも聞こえますが、実はこのセリフには隠された意味がありました

物語が進むにつれ、ソフィーはハウルに惹かれていきます。

そんなハウルに物語の後半で命の危機が訪れ、ソフィーはハウルを救うため、指輪の光に導かれ過去にタイムスリップ。

そこには子供時代のハウルがいて、星の子と契約をしています。

火の悪魔・カルシファー誕生の瞬間でした。

この契約により、ハウルは心臓をカルシファーに預け、ハウルはカルシファーの力を得るという一蓮托生の関係となったのです。

つまり、ハウルかカルシファーどちらかが死んでしまえば、二人とも死んでしまうという状況。

過去に行き、それを知ったソフィーは現在に戻る瞬間に叫びます。

「ハウル、カルシファー、あたしはソフィー。待ってて、あたしきっと行くから。未来で待ってて!」

この「未来で待ってて!」と初登場時の「探したよ」というセリフがつながるのですね。

そして、ソフィーを見つけた時、ハウルの指にはめた指輪がキラリと光る。

子供のころのハウルがこの時のソフィーの言葉をずっと覚えていて、そしてずっとソフィーを探していたのだと思うと、とてもロマンティックですよね。

「ハウルの動く城」トリビアとソフィー探したよの裏話や関係性のまとめ

ジブリ作品の中でも屈指の人気を誇る「ハウルの動く城」は、裏話やトリビア満載の作品でもあります。

こちらの記事にあげた以外にも、多くの裏話やトリビアが隠れていますよ。

原作との違いや裏に隠された設定、言葉の意味など考えながら見ていると、また新しい発見があるかもしれません。

そんなトリビアを頭の片隅に置きながら、「ハウルの動く城」を見てみるのも面白いのではないでしょうか。

他者原作の作品ですが、そこは宮崎監督。裏設定や伏線回収など見事の一言に尽きます。

「探したよ」のセリフに込められた意味や指輪の使い方など、上手いなあと思わず唸ってしまいました。

何度見ても新しい発見があるタイプの作品だと思いますので、見た事がない方も過去に見た事がある方も「ハウルの動く城」ぜひ見てみてください。

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