暑くなると、外でバーベキューを楽しみたくなりますね!
うちでは焼肉のたれを毎年手作りしていて、6月に作ったものを約1年かけて食べています。
しかもリンゴやレモンなど果物をたっぷり使ったのに日持ちするんです。
ビックリしませんか?
作り方のコツをつかめば、傷みにくい焼肉のたれを作ることができるので、ご紹介します。
準備するもの
あると楽に作れる、機材類も一緒に紹介します。
深なべ
材料全部入れても半分以上高さに空きがあるものがオススメ。
煮詰めるときに噴き上がるので、高さがないとこぼれます。
これくらいの高さがあると、安心です。
フードプロセッサーorジューサー
材料をひたすらみじん切りにしていくので、なくてもできますが時短になります。
フードプロセッサーやジューサーを使うと簡単に攪拌して混ぜる手間も省けますよ。
ジューサーなどで、すりつぶした方がなめらかな舌触りになるので、市販のものに近づけたい場合は必ず使ってください。
ジューサーはこんな感じのもので大丈夫です。
材料(出来上がり1升分)
しょうゆ 900ml
日本酒 350㏄
砂糖 400g
にんにく 125g
玉ねぎ 250g
りんご 250g
レモン 125g
すりごま 17g(目安。多くてもいい)
一味唐辛子 4g(お好みで)
作り方手順
1. りんごは皮つきで芯を取り除き、玉ねぎ、レモンは皮をむいて、ジューサーにかけられるくらいに細かく切る。
2. ニンニクは別でフードプロセッサーにかけてペースト状にする。
3. 1と2の材料をミキサーに入れお酒を入れて細かくなるまで攪拌する。
4. 深鍋にしょうゆ・砂糖を入れてよく煮立たせる。
5. 4の中に3を入れて強火~中火で煮る。(1時間焦がさないように混ぜながら)
6. 5の中に、すりごまと一味唐辛子を入れて、煮立ったら火からおろして冷ます。
7. 冷めたら容器に移し替えて出来上がり。
長持ちさせるポイント
せっかく作った焼肉のたれを、おいしく最後まで使い切るために作るときに注意することがあります。
それは、必ず4~5回は煮上げること!
噴きこぼれを心配するあまり、弱火で煮詰めてしまうと、保存中に発酵が早く進むことがあるので、しっかり煮上げましょう。
沸騰すると泡が立ってくるので、そのタイミングでかき混ぜるのをやめて、鍋ギリギリまで噴き上げさせます。
一度弱火にするか火を切って、泡を落ち着かせてから、もう一度かき混ぜながら中火くらいで煮立たせると噴きこぼれません。
かなり暑いですが、長持ちさせるためにここは頑張りましょう。
詰め替えたら冷暗所に保管してください。
私は冷蔵庫の野菜室に保管していますが、去年のたれも傷むことなく使えています。
焼肉のたれを使い切ろう!レシピ紹介
一度に1升分の焼肉のたれが出来上がるので、使い切るのも大変!と思っていませんか?
焼肉のたれはいろいろな料理に使うと、一発で味が決まるので使い倒しましょう!
肉の下味
シンプルに肉の下味として漬け込みます。
大体1時間~ひと晩くらい置いておくとOK!
玉ねぎがたくさん入っているので、鶏肉や豚肉が柔らかくなりますよ。
唐揚げの下味に使っても美味しいです。
野菜炒め
好きな野菜(冷蔵庫の残り野菜)を炒めて、最後に焼肉のたれで味付けしたら出来上がり。
もう一品欲しい時に、ささっと作れます。
簡単煮卵風
ゆで卵を焼肉のたれに漬け込むだけで、美味しい煮卵風になります。
作り方は、保存袋にゆで卵と焼肉のたれを入れてひと晩冷蔵庫で寝かせるだけ!
お手軽ポークカレー
最後に、きちんとレシピを紹介します。
作り方は普通のカレーを作る手順で作ってください。
このレシピなら、カレー粉が少なくても味に深みが出て美味しいですよ。
材料(約4人分)
玉ねぎ 3個(スライス)
トマト 3個(乱切り)
ニンニク 小さじ2
れんこん 10センチくらい(乱切り)
豚バラスライス 300g
焼肉のたれ 150ml
カレールゥ 半箱
作り方
1. ニンニクを油で熱してから材料を炒める。
2. 焼肉のたれを入れて、トマトからの水分が少なければ水を足して20分煮込む。
3. カレールゥを入れて出来上がり。
簡単にできるので、ぜひ余った焼肉のたれで作ってみてください!