赤福は三重県のお土産としてもらってうれしいですよね。
私もよく赤福を贈ると必ず喜んでもらえるので県外の友人や親せきに会いに行くときは赤福をできるだけ持っていきます。
しかし赤福は生のお餅なのでお土産で買っても食べきれなかった時の保存方法に迷いませんか?
冷蔵庫に入れていいのか常温か、賞味期限も気になりますよね。
お土産を買う前からいろいろ疑問がわいている人のために赤福の賞味期限や、開封後に私が家でやっている保存方法や食べ方をご紹介します。
赤福はどんなお餅?折箱の中身はどうなっている?
赤福が店頭で山積みになっていると観光地に来たな!と感じるほど赤福の折箱はお土産として人気です!
ピンク色の包装紙に包まれた中身はどうなっているのか気になりませんか?
もう何年も赤福を食べてきた三重県人にはおなじみのキレイに箱から赤福をすくうやり方も紹介したいと思います。
赤福とは?
赤福の発祥はおよそ300年前までさかのぼります。口当たりのいいやわらかなお餅の上になめらかなこし餡がのったお餅です。
こし餡には三筋の筋がつけられているのは、伊勢神宮の清流五十鈴川の流れを表現しているそうです。
赤福は歴史あるお伊勢参りに欠かせないお菓子で、今も三重土産として高い人気を誇っています。
近年は支店が増えて伊勢までいかなくても手軽に買えるようになったのでうれしいですね!
赤福の取り出し方
赤福を箱の中からキレイにすくうには、付属のサジを使います。
サジはちょうど赤福1個の幅なのでとてもすくいやすいです!
8個入りだと2列になり、あんこが隣とくっついているので切れ目を入れます。
以下の順番で箱の上の方からすくうときれいに取りだすことができますよ。
■サジで隣とくっついているあんこに切れ目を入れる。(上下左右)
■サジを取り出したい赤福のしたに入れる。
■底からしっかりこそげ取るようにすくいあげる!
これだけです!底におもちが付きやすいのでそこをサジで取ってあげるときれいな形で出せますよ。
折箱の中身は蓋がない?
折箱の中身は赤福の上にカイシキという薄い紙を乗せて外箱のふたがあるだけの簡単な構造です。木蓋も折箱に乗っているだけなので密封性がありません。
木蓋と本体は木べら(サジ)をはさんだ赤い帯で止められているだけです。
初めて見る人はびっくりするほど昔ながらの包み方を残しています。生菓子なのにこのような包装なので日持ちはしません。
では賞味期限はどれくらいなのかをご紹介します。
赤福の賞味期限は何日?
赤福HPに記載されているのは賞味期限ではなく消費期限です。
賞味期限は美味しくいただける期間のことですが、消費期限は商品の安全性を保てる期間のことなので、消費期限はかならず守るようにしましょう。
原材料も砂糖・小豆・もち米だけで作られているお菓子なので日持ちしません。しかし傷みやすいのは防腐剤などの添加物を使っていない証拠なので体に優しく美味しくいただくためにはしかたありませんね。
赤福の消費期限は夏は2日、冬は3日となっているので買ったらすぐに食べましょう!
夏季は5月下旬から10月上旬まで、冬季は10月中旬から5月中旬までが目安になっています。注意が2つあります。ひとつはこの消費期限は製造日を含んだ期間のこと。ふたつめは箱に印字されている日付は製造日のことです。
夏季なら製造日を含んで2日なので、製造日=購入日とすると買ったら次の日には消費期限が切れることになります。
赤福を食べきれない!冷蔵庫に入れていい?
美味しいけど日持ちしない赤福を買ってきたとき、お土産でもらったときすぐに食べられないときもありますよね。
そんな時は冷蔵庫へ入れたくなりませんか?でも冷蔵庫に入れるのは待ってください!
生のお餅は冷蔵庫に入れると冷えて固まってしまうのでやわらかい食感がなくなってしまいます。それにお餅もあんこも乾燥してパサパサになって残念な味になりますよ。
赤福を開封前に食べられないことがわかっているなら箱のまま冷凍することをおすすめします。
例えば一週間後に食べる予定がある場合は、箱のままビニール袋やジップロックに入れて密封してから冷凍すると形もそのままのキレイな状態で保存できます。
外箱をラップで包んでもいいですよ。冷凍庫の臭い移りも防ぐことができて解凍後の乾燥も抑えられます。
食べる前に一晩冷蔵庫に移してゆっくり解凍すると美味しくいただけます。
家庭での冷凍は自己責任でおこない、冷凍してもなるべく早く食べきりましょう!
開封後の食べかけ赤福の再生方法
8個入りの折箱を買って半分以上は美味しくいただいたけど、あと少し残してしまったときどうしますか?一個ずつラップして冷凍保存してもいいですがアレンジして食べるのもいいですよ。
私がよくやっていたのは、お皿に乗せて赤福をレンジで温めてトロトロにしてから食べるという方法です。500Wで10秒~20秒でOK!好みは分かれるかもしれませんが、簡単に食感が変わっていいですよ。お箸で伸ばして食べていました。
あとは、お椀に赤福を入れてお湯を注いで溶かすと即席おしるこのできあがりです!
冬にうれしいアレンジです。赤福のあっさりとした甘いあんことつるつるお餅ですごく美味しいです。お湯を入れすぎないように注意!
私はいつも赤福を買ったらすぐに食べきっていたので、アレンジすることはあまりありませんが、ほかにもびっくりする食べ方をしている人がいたので紹介します!
●バタートースト+赤福
バターを塗ったトーストに赤福を乗せるだけ!手軽にあんバタのできあがり。
●抹茶アイスorバニラアイス+赤福
抹茶アイスに乗せるだけでアイスをワンランクアップさせることができます。
●かき氷+赤福
お家で手軽に赤福氷を作りませんか?子供も大喜び!
赤福はどんな食べかたをしても美味しいので、一日で食べきれなくてもいろいろアレンジしながら食べてみてくださいね。