「本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません」は、小説投稿サイト「小説家になろう」サイトで連載されていた小説です。
「このライトノベルがすごい!」で2年連続第1位となった作品で、コミックス化やアニメ化もされている人気作品です。
元々は「小説家になろう」サイト上で連載されていたweb版があり、それをまとめたものがTOブックスより挿絵をつけて書籍化されました。
今回は「本好きの下剋上」のweb版と書籍版の違いについてをまとめてみたいと思います。
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「本好きの下剋上」とは?
「本好きの下剋上」は、小説投稿サイト「小説家になろう」サイトで2013年から連載されていた小説で、著者は香月美夜さんです。
2015年に椎名優さんが挿絵をつけてTOブックスより書籍版が発売されました。
本が大好きな主人公が図書館への就職を目前に亡くなり、死後異世界に転生するというストーリーです。
「小説家になろう」に投稿されている小説によくある「異世界転生もの」ではありますが、主人公が転生した先が貧しい平民の病弱な幼児で、主人公の転生先での目的が「本を作ること」であるという異色のストーリーとなっています。
主人公が本好きという事もあってか、書店員の評判も高いようです。「このライトノベルがすごい!」の2018年版・2019年版で単行本・ノベルズ部門第1位を獲得した人気作品です。
「本好きの下剋上」のあらすじは?
現代の日本に住む女子大生の本須麗乃(もとすうらの)が主人公です。
麗乃は自他ともに認めるかなりの本好きで、図書館に司書として就職が決まりますが、その直後に亡くなってしまいました。
本への未練を持ったまま転生した先は中世のような異世界の都市エーレンフェストでした。そこは魔力を持つ貴族たちが支配する世界で、麗乃の求める本は貴族しか持つことができない貴重なものでした。
そして、麗乃が転生した体は平民の病弱な幼い少女マインでした。
現代人の知識を持ったまま転生したものの、病弱な幼児の姿で力も道具もない中、ただ「本を読みたい」という情熱のままに何もないとことから「本を作る」ことを目指して奮闘していくマインと、周囲の人々が描かれていきます。
「本好きの下剋上」web版と書籍版の違いは?
基本的には「本好きの下剋上」のweb版と書籍版でストーリー展開は変わりません。
web版から書籍化する際に改稿や加筆はされていますが、文章にも大きな違いはありません。
現時点では書籍版はまだ未完なので、最後まで「本好きの下剋上」を読むためにはweb版で読むしかありません。
かなり長いweb連載分を余さず書籍化しているので、書籍版は現時点でも20巻を超え、かなりの分量になっています。
書籍化にあたり、押絵を椎名優さんが担当され、書籍版には物語の舞台であるエーレンフェストの地図も描かれています。
登場人物も多いので、キャラクターがイラストになると頭に入ってきやすいと思います。
また、書籍版には書き下ろしのストーリーも入っています。
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「本好きの下剋上」web版と書籍版の違いのまとめ
どちらがおすすめかというと好みの問題になってしまうかと思います。
「小説家になろう」サイトのweb版も書籍版もストーリー展開などは大きく変わりがありません。
web版はすでに完結しており、一気に最後まで読みたい方には良いと思います。
書籍版には地図やキャラクターなどが視覚的に分かりやすく、書下ろし作品も入っているので、読みやすいように思います。
ただ、完結したとはいえ、web連載はかなりの量となっており、書籍版も20巻を超えているので一度に読もうとするとその量に圧倒されます。
挿絵が入った事でイメージしやすくなった半面、自分のイメージと違っているといった違和感を持つ方もいると思います。
web版も書籍版も良い部分がありますが、この小説のテーマが「本好きが本を作る」事なので、紙の書籍を手にとるきっかけとするのも良いかと思います。
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